新築数年後のリフォーム物件です｡ 左壁面の収納と造作壁､正面のスクリーンボックスを弊社で作成いたしました｡
縦型の収納部には､AV機器の他に､お施主様の趣味のカメラのショーケースも納まっています｡
天面に開口して､放熱用のファンを付けました｡機器に連動して起動し熱を外に逃がします｡
テレビは､アーム式の壁掛け金具を用い角度が容易に変えられます｡ 背面には清潔感のあるタイルを貼りました｡
あと写真では見えませんが､造作壁の右側にソフト&小物収納が上から下まで作ってあります｡
たくさんのものが入りますが､視覚には入らないため､いつもきれいな状態が保てます｡

120インチスクリーンが造作ボックスより降りてきます｡ マランツのRC9100にて､すべての機器の遠隔操作が可能です｡
ボックス内には､埋め込みスピーカーが3個設置してありますが､ ルーバー状にしたことで存在感が全くありません｡

天井内にHDMIと信号線､スピーカー線を新規で通線しました｡ 同時に各部屋へのLANも通線しましたが､
配管がないところへの通線には非常に高い技術が要求されます｡
結果､天井内の熱気と綿状の断熱材と格闘しながら､一切の露出なく､施工することが出来ました｡
そして､補強を入れて､真っ白なプロジェクターと球体のリアスピーカー2本を天吊りしました｡
気密性の高い住宅につき､開口を出来るだけ小さくして､塞ぐ処理をしっかりと施しました｡